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裁判員候補者とは?
裁判員候補者とは、刑事裁判に参加する可能性がある人のことです。
日本では18歳以上の国民から、毎年無作為に選ばれます。登録されるのは約20万人です。
裁判員になる可能性がある人
ただし、候補者になってもすぐに裁判に関わるわけではありません。
通知が届くだけで、1年間何も起きないことも多いです。
実際に裁判に参加するのはごく一部の人です。
裁判員候補者に選ばれる流れ
- 前年の11月中旬に名簿に載った人に通知が届く
- 事件ごとにくじ引きで候補者が選ばれます
- 候補者に質問票と裁判員を選ぶ手続きの期日のお知らせ(裁判員等選任手続期日のお知らせ)が送られます
裁判員等選任手続期日のお知らせ
「裁判員等選任手続期日のお知らせ」には質問票が同封されています
下記はイメージ
実際の内容例
- 令和7年7月7日(月)午前10時00分に裁判所に来るよう依頼
- 裁判員に選任された場合、下記の期間すべての日に参加
(1週間程度の平日の日中)- 14(月)9:40~17:00
- 15(火)9:40~17:00
- 16(水)9:40~17:00
- 17(木)9:40~17:00
- 18(金)9:40~17:00
- 23(水)9:40~17:00
- 24(木)10:00~17:00
- 25(金)10:00~17:00
- 30(水)13:00~17:00
- 6/4(水)【必着】までに「質問票」と「旅費等の振込先の届出」
質問票で辞退を希望することができます。
辞退を希望したら、上記返送期限から10日程度で判断の結果の連絡がくるとのこと
詳しくは裁判所の担当者に問合せするのがいいかと思います
辞退を希望する理由の例
私は会社のWebサイトのフォーム及びランディングページ(LP)の改修を専門に担当するコーダーとして勤務しております。
売上向上を目的としたWebサイトの改修作業を日々行っており、この業務は会社の売上に直結する重要な職務です。
Web関連の技術的な問題やマーケティング施策の実装は、迅速な対応が必要であり、私以外に対応できる技術者が社内におりません。
裁判員としての職務に従事する期間中、この業務が停滞することにより、会社の売上機会の損失及び事業運営に著しい支障をきたすおそれがあります。
つきましては、上記の事情により辞退を希望いたします。
補足情報
https://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/how_to_choose/index.html
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202011/1.html
会社に相談してみる
私の勤務先の上司に相談してみたところ、「会社側からは出るなとは言えないので、シフトは調節しますよ!」と言われました。
一般的な会社であれば、了承してもらえるようですね